明治安田生命J1リーグ 2021 第7節 清水エスパルス 対 徳島ヴォルティス
明治安田生命J1リーグ 2021 第7節 清水エスパルス 対 徳島ヴォルティス
Jリーグは第7節を迎え、各地で盛り上がりを見せています。
今回は清水エスパルス対徳島ヴォルティスの試合をボランチの選手を中心に解説します。
代表戦を挟んでリフレッシュした状態での戦いに注目です。
チーム紹介
まずは両チームのチーム紹介からです。
清水エスパルス
第6節を終えた時点で、2勝2敗2分と各チームと互角の戦いを繰り広げている清水エスパルス。ヘナトアウグストが怪我で欠場する中、ホームでどのようなサッカーをするのか注目です。
フォーメーション 4-4-2
徳島ヴォルティス
前節、念願のJ1でホーム初勝利を果たした徳島ヴォルティス。ダニエル・ポヤトス監督や新加入外国人の来日と明るいニュースが続く中、J1初の連勝となるのか注目です。
監督 ダニエル・ポヤトス(代理:甲本偉嗣ヘッドコーチ)
フォーメーション 4-2-3-1
ボランチ: 岩尾憲、鈴木徳真⇄藤田譲瑠チマ
試合結果と両チームスタッツ
前半
前半終了時点のスタッツでは、ボール保持率こそ徳島ヴォルティスが大幅に上回りましたが、両チームのスタイルを考えると互角の展開だったのではないでしょうか。清水エスパルスの方にもかなり決定機がありました。
後半
後半開始早々のPK得点により、徳島ヴォルティスは優位に試合を進められました。
清水エスパルスは2点を追いかける展開となり、焦りが見えていたように思います。
後半はスタッツにも現れていますが、ボール保持率をあげたものの崩し切る前のシュートが多く、シュート本数に対して枠内シュートの本数が増えなかった印象です。
両チーム ボランチ選手の試合への関わり
徳島ヴォルティスは、先制点の起点となるパスを鈴木徳真選手が出しています。2点目のPKもキャプテンの岩尾憲選手が決めるなど、両ボランチ選手が試合を決定づける役割を果たしました。
得点シーン以外でもディフェンスラインとのビルドアップやピンチのシーンでの効果的な守備でチームに安定感をもたらしていました。
反対に清水エスパルスは随所でチャンスメイクはありましたが、ボランチのところで徳島ヴォルティスにうまくボールを動かされてしまった印象です。次回の対戦でどのように修正されるのか注目したいですね。