J1リーグ 2021(第1節 川崎フロンターレ 対 横浜Fマリノス)
J1リーグ 2021(第1節 川崎フロンターレ 対 横浜Fマリノス)
いよいよ2021年シーズンのJリーグが始まりました。コロナ禍でハードスケジュールが続くJリーグですが、今年はどの選手が活躍してどのチームがタイトルをとるのでしょうか?本ブログでは、J1の試合をボランチの選手を中心に振り返っていこうと思います。開幕ゲームは昨シーズン王者の川崎フロンターレとその前年王者の横浜Fマリノスです。好カードゲームをボランチの選手を中心に解説していきます。(※CMFを含みます)
チーム紹介
まずは両チームのチーム紹介からです。
川崎フロンターレ
昨シーズン王者川崎フロンターレは自分たちでボールを動かして試合を進ることが多いです。選手の入れ替えもそれほどなく、今年も優勝候補と言えるでしょう。
監督 鬼木達
フォーメーション 4-1-2-3
ボランチ アンカー:ジョアンシミッチ 2CMF:田中碧、脇坂泰斗
横浜Fマリノス
2シーズン前の王者横浜Fマリノスは攻撃的なスタイルをとっています。自由度が高く、色んな攻撃の選択肢があるチームです。それと引き換え失点の多かった昨シーズンの課題をどこまで改善できるかが優勝へのポイントになりそうです。
監督
アンジェ・ポステコグルー
フォーメーション 3-1-3-3
ボランチ アンカー:扇原貴宏 2CMF:ティーラトン、和田拓也 OMF:天野純
試合結果と両チームスタッツ
12 シュート 4
8 枠内シュート 3
56% ボール支配率 44%
302(83%) パス(成功率) 269(81%)
2 オフサイド 1
4 コーナーキック 3
3 ファウル 5
0/0 警告/退場 0/0
18 シュート 11
11 枠内シュート 7
49% ボール支配率 51%
482(80%) パス(成功率) 588(80%)
3 オフサイド 2
6 コーナーキック 7
9 ファウル 9
0/0 警告/退場 1/0
両チーム ボランチ選手の試合への関わり
まず川崎フロンターレはアンカーの位置にジョアンシミッチ選手を置き、脇坂泰斗選手と田中碧選手は一列前で比較的サイドのスペースにも流れながらプレーをしている印象です。ジョアンシミッチ選手の特徴として身長の高さを活かしたどっしりと構えられる安定感と、制度の高い左足から繰り出されるサイドチェンジは試合の流れを作っていました。ジョアンシミッチ選手の存在が脇坂泰斗選手と田中碧選手の自由度を高めていました。得点シーンは2点とも脇坂泰斗選手と田中碧選手を起点とする攻撃でした。
続いて横浜Fマリノスですが、こちらも同様に扇原貴宏選手をアンカーに置きティーラトン選手と和田拓也選手を一列前に置く形をとっていましたが、3選手の距離感は近めでボールを回していく意図があったように思います。レアンドロダミアン選手のハードワークを筆頭に川崎フロンターレの前線からの激しいプレスに苦しめられていた印象ですが、後半にはスタッツにも現れていますがチャンスを生み出していました。
両チームの特徴が出ていたゲームは次回対戦時も楽しみな好カード
前半の2得点で川崎フロンターレがそのまま逃げ切る形になりましたが、横浜Fマリノスの決定機が決まっていればどっちが勝つかわからない試合だったのではないかと思います。
次回の対戦にも注目したいですね。個人的にはジョアンシミッチ選手のプレーに注目していきたいと思います。